院長ブログ

2014.11.28更新

前回のブログで、"早期発症型歯周炎"は、更に

・思春期前歯周炎
・若年性歯周炎
・急速進行性歯周炎

分類されるというお話をさせて頂きましたので、今回はこれらについて詳しくご紹介していきます。


●思春期前歯周炎

前回、早期発症型歯周炎は10代、20代で発症するとご紹介いたしましたが、この思春期前歯周炎の場合は、約4~10歳くらいで発症します。

思春期前歯周炎は、歯周病の中でも非常にまれな状態で、乳歯に現れます。
症状としては、中度の歯周病の症状で、炎症や出血などが認められます。


●若年性歯周炎

30歳くらいまでに発症する歯周炎です。
前歯と第一大臼歯に限って発症することがあり、通常の歯周病よりも急速に進行します。

一般的な歯周病の治療ではなかなか治らない事や、発症すると進行が速いことから、早めに専門の先生に見てもらうことをおススメいたします。

●急速進行性歯周炎

20代前半から30代半ばまでに発症する重度歯周炎で、非常に短い期間に歯周組織が破壊されるのが特徴です。

一般的にはプラークの付着量が少ない事が多く、その原因は白血球の異常と関係があるともいわれています。

まれなケースではありますが、しっかりとブラッシングしていても症状がある方は、一度信頼の出来る歯科医師にご相談されて下さい。

 

本日ご紹介した例は、全て進行が非常に早く進んでしまう病気です。

重度に進行してしまった歯周炎は、治療が困難になることがありますので、おかしいなと思ったら出来るだけ早めに歯科医師に相談してみましょう。

当院のHPはこちら
http://www.muto-shika.com/

投稿者: 医療法人社団  むとう歯科医院

2014.11.20更新

前回までのブログで、歯周病の種類のうち"歯肉炎"についてご紹介させて頂きましたので、今回は"歯周炎"についてお話しさせて頂きます。

繰り返しになりますが、歯肉炎と歯周炎の違いについては

歯肉炎・・・歯周病の中でも歯肉の炎症だけにとどまったもの
歯周炎・・・その炎症が骨まで達し、骨が溶けてしまったもの

を言います。

つまり、歯周炎は歯肉炎よりもより症状が進んでしまった状態であるという事です。

また更に、歯周炎は

1、成人性歯周炎
2、早期発症型歯周炎
3、思春期前歯周炎
4、若年性歯周炎
5、急速進行性歯周炎
6、難治性歯周炎

に分けられるといったお話をさせて頂きましたが、今回はそのうちの

1、成人性歯周炎
2、早期発症型歯周炎

についてご紹介させて頂きます。


●成人性歯周炎とは・・・

いわゆる、世間一般で言われている歯槽膿漏がこれに当たります。
非常に多いタイプの歯周炎で、30代から始まり比較的ゆっくりと進行します。
初期のころは、自覚症状はほとんどありませんが、進行するにつれて、歯茎が腫れる、歯茎から膿が出る、歯がぐらつく等と言った症状が現れます。
早期発見が出来れば、適切な治療により回復できます。


●早期発症型歯周炎とは・・・

症状は成人性歯周炎と変わりありませんが、成人性歯周炎に比べ、早期発症型歯周炎の方が症状が進行しやすいという特徴があります。
また、発症年齢も若く、10代、20代で発症します。

早期発症型歯周炎はいくつかの種類に分けられるのですが、それが冒頭でもご紹介いたしました

3、思春期前歯周炎
4、若年性歯周炎
5、急速進行性歯周炎

に当たります。

上記に関しては次回詳しくご紹介たしますが、特長としてはどれも急速に進行していきますので、少しでも早く適切な治療をすることが大切です。


10代、20代の方の場合、仕事や部活などで、どうしても歯科医院に通うのが後回しになってしまいがちです。

ですが、進行が進むと治療にも時間がかかってしまいますので、歯周病の症状が現れている方は出来るだけ早めに歯科医院で診てもらいましょう。


当院では、1日で治療が終わる歯周病治療も行っております。
気になる症状がある方は、何でもお気軽にご相談ください。

当院のHPはこちら
http://www.muto-shika.com/

投稿者: 医療法人社団  むとう歯科医院

2014.11.14更新

前回のブログで、歯周病の中の歯肉炎の種類として、

 1、単純性歯肉炎

についてご紹介させて頂きましたので今回は

 2、複雑性歯肉炎

についてご紹介させて頂きます。


複雑性歯肉炎とは、プラークだけでなく、全身あるいは特殊な局所因子が関与して、歯肉に炎症を引き起こす歯肉炎です。

以下、それぞれ詳しくご紹介致します。


a、妊娠性歯肉炎

妊娠中のホルモンバランスの変化によって引き起こす歯肉炎です。

女性ホルモンの分泌が亢進されることにより歯周ポケット内に常在する菌の発育が促進されるため、お口の中の清掃状態が悪い場合、この歯肉炎を引き起こす確率が高くなります。

また、妊娠中はつわりなどで歯磨きが出来にくくなるうえに、食事の回数が増えると言った食生活の変化も重なることで、お口の中のバイ菌数が増えやすくなります。

可能な範囲で、間食の回数を減らしたり、日々の歯磨きをしっかり行うことで改善することができます。歯磨きの仕方を習ったり、歯科医院でのクリーニングを行うことも重要です。

しっかりとプラークコントロールが出来ていれば予防することは出来ますので、つわりなどで口の中の清掃が十分できないときにも、水分を十分取ったり、うがいをよく行うなど、可能な限り口の中の清潔を保つように心がけてください。


b、フェニトイン(ダイランチン)性歯肉炎

抗けいれん薬の服用に関与して引き起こす歯肉炎です。

薬を服用して2~3か月後から兆候が現れ、症状といたしましては歯肉が硬く腫れてきます。
また、重度の場合は歯を覆いつくすほど腫れることもあります。

症状が重い場合は歯肉を切除する手術が必要になってしまいますが、症状が軽い場合は腫れあがった部分を清潔に保つことで腫れを治めることもできますので、なるべく早い段階で専門家による口腔ケアを受けられることをおススメ致します。


c、ニフェジピン性歯肉炎

降圧剤の服用に関与して引き起こす歯肉炎です。 
症状は b、フェニトイン(ダイランチン)性歯肉炎 と同様になります。


d、急性壊死性潰瘍性歯肉炎

突然歯と歯の間の歯肉が痛んで腫れあがって壊死し、 潰瘍や偽膜(ぎまく)を形成、更に強い痛みと強い口臭などの症状が現れるのが特徴です。
通常は数日で治癒しますが、悪化すると歯槽粘膜や扁桃など周囲組織にも病変が広がりますので 洗口剤やうがいなどで、口のなかを極力清潔に保つことが重要です。


e、慢性剥離性歯肉炎

"歯肉症"とも呼ばれ、歯肉の表面の皮がはがれ落ちてびらんを形成し、痛みを特徴とする病気です。

この病気の原因は、実は、よくわかっていないのが現状なのですが、女性ホルモンとの関連が強いのではないかと言われており、生理不順あるいは閉経後の女性に多くみられております。


f、口呼吸性歯肉炎

口呼吸の習癖がある場合、歯・歯肉・粘膜などが乾燥状態になりやすいため、プラークが歯に付着しやすくなります。

また唾液の防御作用の活躍が期待できなくなることで歯肉の抵抗力が弱まり、歯肉に炎症を引き起こしやすくなります。

 


このように、同じ"歯肉炎"でもその種類によって原因も違いますし、治療法も異なってきます。

もし、気になる症状がある方は、まずはご自身の症状が何によって引き起こされているものなのか、原因を知ること大事です。


気になる症状がある方は、何でもお気軽にご相談ください。


当院のHPはこちら
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投稿者: 医療法人社団  むとう歯科医院

2014.11.06更新

皆さん、歯周病というとそんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

10代、20代の方なんかは、中高年の人がなる病気だから自分には関係ない、という風に思っていらっしゃる方もいらっしゃるのではと思います。

しかし、一言で歯周病と言っても色々な種類があり、中には10代20代、さらには乳幼児でなる歯周病もあるのです。

今回は、これらの歯周病の種類について詳しくご紹介していきます。


歯周病には大きく、「歯肉炎」と「歯周炎」の2つに分けることが出来、更にかみ合わせに関係する「咬合性外傷」に分けられます。ます。

歯肉炎とは、歯周病の中でも歯肉の炎症だけにとどまったものの事を呼び、歯周炎とはその炎症が骨まで達し、骨が溶けてしまったものの事を呼び、「咬合性外傷」とは歯のかみあわせが原因で生じる歯周組織の病変のことを言います。


また、歯肉炎は更に

1、単純性歯肉炎
2、複雑性歯肉炎

に分けられ、そのうち2、複雑性歯肉炎はさらに、

a、妊娠性歯肉炎
b、フェニトイン(ダイランチン)性歯肉炎
c、ニフェジピン性歯肉炎 
d、急性壊死性潰瘍性歯肉炎
e、慢性剥離性歯肉炎
f、口呼吸性歯肉炎

と言った種類に分類されます。


また歯周炎は更に

1、成人性歯周炎
2、早期発症型歯周炎
3、思春期前歯周炎
4、若年性歯周炎
5、急速進行性歯周炎
6、難治性歯周炎

という種類に分けられます。


今回はこのうち、歯肉炎の中ではもっとも一般的である1、単純性歯肉炎についてご紹介していきます。


単純性歯肉炎とは・・・

最も発症率の多い歯肉炎で、歯垢(プラーク)が原因で起こる歯肉炎です。
歯茎の腫れが少しあるくらいで、他にはほとんど症状は見られないため、ご自身でも気づかない場合がほとんどです。

この歯肉炎は小さなお子様にも発症し、

原因別では

・叢生性歯肉炎(そうせいせいしにくえん)
  歯並びの悪さにより、フラッシングが行き届かないところが増えてしまったために
  歯肉炎が発症してしまうケースです

・萌出性歯肉炎(ほうしゅつせいしにくえん)
  ちょうど永久歯が生えてくる時期は、一時的に歯肉が歯にかぶさる形になりやすいため、
  かぶさった歯ぐきの下に小さな隙間ができ、そこに食べ物のカスや細菌がたまって
  歯周炎になってしまうケースです。

・歯冠周囲炎(しかんしゅういえん)
  萌出性歯肉炎と同じく、歯冠に被さった歯肉と歯冠のすき間に、水分や食べもののカス、
  細菌がたまりやすいために生じるものですが、
  特に永久歯が生えてくる途中の大臼歯で起こるものです。
  親知らずなどの周辺にできる歯周炎もこれに分類されます。

と言った種類があり、特に乳歯から永久歯に生え変わる頃に多く見られます。


また、歯並びも、見た目の問題だけではなく歯周病のリスクにも関係してきますので、お子様の歯のお掃除と歯並びチェックは丁寧に行ってあげましょう。


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投稿者: 医療法人社団  むとう歯科医院

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